2009年10月05日

大統領の料理人



大統領の料理人
大統領の料理人
posted with amazlet at 09.10.05
ウォルター・シャイブ
ベストセラーズ
売り上げランキング: 275891
おすすめ度の平均: 4.0
4 クリントン時代のお話
3 内容は良いのに…
4 料理の写真がないのは物足りないが…
5 日本の料理人の方々もぜひ
5 素直に楽しめる一冊

クリントン→ブッシュ時代のホワイトハウス総料理長の回顧録。

アメリカ同時多発テロ当日のメニューやホワイトハウス内の様子が描写されているため、一部の人にとっては史料的価値が高い本。

ヒラリー・クリントンと共に新しい現代アメリカ料理を作り上げていく前半部と、リー・バーマン私設秘書によって創造性を封じ込められていく後半部が対象的で印象に残った。

10年以上ファーストファミリーの料理を作り続けている一流のシェフに対して料理本を見せ「見た目も作り方もこの通りの料理を作れ」と要求するリーの姿勢を見ていると、「専門職に対して過剰な指示を与える上司が部下のモチベーションを下げる」のは人類共通の現象なのだろうかと感じた。

posted by fut573 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 大統領の料理人

解き明かされる脳の不思議



自然科学研究機構シンポジウム収録集の第五弾。

今回のテーマは脳科学。

このシンポジウムの講演は、事前に大学のゼミ生がチェックをし、難しい過ぎるところを指摘という行程があるので、質の高さの割に分かりやすい仕上がりになっている。

収録されているプログラムは以下のとおり

  • 科学の終焉と脳科学の未来
    • 生理学研究所 永山國昭
  • 温度と痛みを感じるメカニズム
    • 生理学研究所 富永真琴
  • ジョジョに奇妙な脳科学
    • 浜松医科大学 瀬藤光利
  • 中枢神経系の再生戦略
    • 慶應義塾大学 岡野栄之
  • 脳機能の発達と回復:神経回路の再編成
    • 生理学研究所 鍋倉淳一
  • 損傷から立ち直るための脳の仕組み
    • 生理学研究所 伊佐正
  • 脳の中の時間
    • 順天堂大学 北沢茂
  • 奥行きのある世界を見る脳の仕組み
    • 日本大学 泰羅雅登
  • ブレイン・インターフェースの最前線
    • ATR脳情報研究所 川入光男
  • 脳科学の未来
    • 生理学研究所 岡田泰伸

特に面白かったのは川入光男さんのブレイン・インターフェースの最前線で、サルの脳に電極を刺し、足の運動情報を解読し、インターネットを介して人型ロボットに伝送することによて、リアルタイムでロボットを歩行させることに成功したエピソードなど。

脳インターフェースは実用化目前まで来ているのだなと驚かされた。

posted by fut573 at 21:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 解き明かされる脳の不思議
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